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過酷な床

家(建物)を建てると言うことは風雨を凌ぐことが最初の目的であり、屋根がなければなりません。
屋根を支えるためには柱とか壁が必要になります。屋根と壁さえあれば風雨を防ぎ、最小限の生活はできます。
あとは機密性だとか通気性だとか、好みに応じて工夫されるでしょう。
そしてその中で生活する為にも最も重要な部位であり、慎重に確認するべき部位なのが床です。
床の強固性と床材なのです。使用頻度が高く、重いものも置いたり引き摺ったりします。
造作物の作業時には叩いたりもします。家(建物)の構造の中で最も過酷に使用される部位なのです。

床材は毎日過酷に乱用されると擦り減ったり、木造の場合など軋んでも来ます。傷んだ時などに修理する場合、設置物を全部移動しなければなりません。大変な作業になります。
家を新築する場合、或いは改修や修繕をする場合、慎重に考慮の上、機能性のある床を要求するべきでしょう。

一般工場の床コンクリートについても全く同じことが言えます。超耐久性を要求される床コンクリートは、高い強度と密度が必要です。しかし、一般建築では床コンクリートは壁コンクリートより安易に考えられ、強度・密度を無視したコンクリートが使用されることが多いのです。
コンクリートの強度は要求しない限り粗末な強度で施工されます。
改修工事の時などには機能的に十分な床コンクリートか否かの判明は容易です。
特に床コンクリートを直に、また過酷に使用しているケースでは、床コンクリートの重要性を改めて認識させられます。
構造的なクラックを最小限に抑えるための設計と施工については言うまでもありません。

強度的に満足できる床コンクリートを長期的に維持する場合、床コンクリートの表面処理又は表面保護が欠かせません。
その目的に応じて表面処理方法や仕上げ材料を考慮することが重要です。
一般倉庫、或いは輸送場のバックヤードなどでは、美装性より高い表面強度が要求されます。
また、食品関係を取り扱う施設では、ある程度の強度と耐水性・美装性が求められます。
耐熱性や抗菌性など、衛生的な処理にも対応できる床材が必要です。

高気密性を要求される研究所や電子部品の製造・組立工場などでは美装性と共に、へこみ耐える超高圧圧縮強度も必要です。
その他、用途によって速硬化性・耐薬品性・帯電防止性・耐放射線性・防食性・防水性等の効果を要求される場合もあります。

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