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塩外で傷んだ鉄筋コンクリート製構造物の補修時に、配筋周辺にセットするだけで塩分の残留が有っても配筋の錆を防止します。

犠牲陽極を特殊モルタルの中に埋め込んであります。
ドリルで穴を開けガルバシールド用モルタルを予め詰めておき、
そこへガルバシールドCCを埋め込んでしまうだけで完了です。

ガルバシールドCCは、既存の鉄筋周辺に取り付けるだけで防錆効果を発揮します。

ガルバシールドCCは高アルカリの特殊なモルタルで成形した亜鉛犠牲陽極です。
周囲が徹を錆びさせる状態になれば、鉄筋よりも先に亜鉛が錆びる事によって発電し、鉄筋を保護します。また、亜鉛の周辺には酸化皮膜を形成させないよう設計されていますので、効果が長期間維持できます。

ソフラップは耐候性、耐久性に優れた浸透性さび面処理システムです。1972年にフランスで生産が開始されて以来、EC・中近東・中国・ロシア・ウクライナ・日本などで採用され、すでに5000万㎡以上の施工例によって安定した性能が確認されています。
特に湿気、塩害などの極めて過酷な条件下において、R11+R102の２回塗り計35ミクロン厚の標準ソフラップ・システムだけで、２～３年間の防錆保護が可能であることが実証されています。
あらゆる鉄鋼面のメンテナンスに最適であるばかりでなく、輸出用プラントや鋼材の場合、現地到着後のブラスト処理なしでそのまま溶接が可能である、仕上げの塗料もぬれるという経済的メリットが最も高く評価されています。

• 高価なブラスト処理不要、赤さびの上から塗り、
  さびを足がかりとして強力に接着する。
• 優れた湿潤性と強力な脱水性により、さび内部の
  湿気や空気を排除しながらすみやかに浸透する。
  また湿った面や高湿度（95％）の条件下でも施工可能。
• 一液性で塗り易く作業能率が高い。
• 最初、さびの上に塗るのはクリアタイプなので、
  下地処理の欠陥が容易に分かり、補修も簡単である。

• 感想すると自動的に重合反応が進行し、ピンホールの無い不透湿性の層となって鉄鋼面を外界から完全に遮断する（２回塗り無ピンホール性99％）。
• 柔軟性に富み、鋼材を45度～90度に曲げても剥離したり割れたりしない。
• －55℃から常時150℃、一時的には180℃までの温度範囲に耐える。
• 無毒性で溶接の熱を受けても無害のガスとなって蒸発するだけである。作業員にも溶接自体にも悪影響はない。
• 物理的衝撃や溶接で損傷を受けても、それ以上さびが広がらず補修塗りが簡単である。

• ソフラップ２回塗りで仕上げ塗料なしでも２年以上耐久性がある。
• 仕上げ塗料施工後は従来のさび止め塗料を使用した場合に比べて、２～３倍の耐久性が期待できる。

• ブラスト処理不要、補修が容易、どんな仕上げ塗料を使用してもその耐久性を伸ばすので、ソフラップ・システムは短期的にも長期的にも極めて経済的である。